
(4)その他の基本特性
表3.1.3−8にその他のモードSセンサの基本特性を示す。
図3.1.3−13 位相反転波形

表3.1.3−8 モードSセンサの基本特性

3.1.3.3.5 監視機能の評価試験
実験用航空機を用いて実施した監視機能の評価試験の解析結果を示す。
3.1.3.3.5.1 実験・評価方法
実験では仙台VORを中心とした放射状飛行と周回飛行を行った。本稿では方位110度、距離65[NM]から中心に向かって飛行した放射状飛行と、距離20[NM]で方位90度から279度方向へ飛行した周回飛行の実験結果を示す。飛行高度は各々10,500[ft]、9,500[ft]である。SSRモードS地上局のアンテナチルト角は覆域や反射の影響を考慮して6度とした。方位精度及び距離精度は、測定値を最小二乗法により2次曲線に近似して推定値を求め、測定値と推定値の差を誤差として計算した。
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